★誰に認められたいのでしょうか？

～目覚めて自由になる～　
人の魂を変容させるティーチャーの名嶋早苗です。
ブログにお立ち寄りくださいまして、
本当にありがとうございます。
拡大自我の強い人。
他の簡単な言葉で言いかえると、
疎波よりも密波が増幅しやすいとか、
エネルギーが大きいとか、
感情の振り幅が大きいとか、
自己中心性の強さというか・・かな。
そこに良し悪しはありません。
ま、そういうタイプの方は、
「認められたい」
という思いが強いようです。
私はその典型的な人でした。
でも、「認められたいって誰に？」
って、ふと思ったんです。
上がってきそうな答えだと、
「世間の人」
うーん、なんだか
範囲が広すぎて具体的じゃないですよね。
現地球に生息しているすべての人でしょうか（笑）？
あとは、「自分の周りの人」とか、
「配偶者（同性の親を投影している事がありますが）」
多分、「自分の親」という当たりまでは、
思いつくところですよね。
もし、それらの方々に
「すごいね」
と言われたとして、
瞬間は嬉々とした気持ちになると
思うのですが、
その後の自分は満たされるでしょうか？

私、「誰に認められたいか」を
突き詰めると「自分に」だと思うのです。
ワンネスという概念は少し横に置きますね。
どんな環境でも、「自分」が「自分」を
認めてしまえば、
何も気にならなくなるでしょう。
あ、解ってますよ。
それが出来ないから、
困ってるんじゃんですね。
軌道修正する方法はいくつもあります。
大きな意味で言えば、グランディングも
その1つです。
細かい事はお目にかかった時に、
聞いて下さいね。
他にもたくさん、人は何気にやっています。
結局、それを意識的にやり続けられるのか、
って話なのです。
この事についてテーマを広げると、
教えて頂いたこの詩（全体の中のごく一部です）が
思い起こされます。
「広がる大地に身を置いて、私は遠くを眺めております。
遠方に人々の姿が見えます。
どこまでも広がる大空のもと、
人々の姿が大地に小さく見えます。
はかなく、心許無さを感じさせるほどに小さく見えます。
その私自身も、人々の目には同じように
見えているのでございます。
しかし私は、その自分自身に実感を
得ることができません。
私の中に、自分だけは巨大化して捉えたい
想いがあるからでございます。
物体しか目に映らない私たちは、
物体を拠にして自分自身を捉えております。
自らの存在の拠であるこの身体が、
今にも消えそうな小さな小さな姿であることに、
感情の私は強い不安を起こすのでございます。
その不安を払うために感情の私は、
自らを限りなく拡大させております。
自分自身の大きさを、
視界の枠一杯にまで拡大させております。
その私は、視界に入る世界と向かい合っても、
純粋な感性の力が湧き上がってまいりません。
（中略）
私は純粋な感性を取り戻すために、
拡大した自己意識を修正いたします。」
なぜ「認められたい」と思うのか、
わかりやすいですよね。
さらに、拡大自我を起こしやすい方は、
すぐに自信がなくなるのです。
自分の体験的にもそう思います。
思い通りに物事が進まない事に対して弱く、
自信喪失になってしまいます。
それは自信喪失ではなくて、
本当は慢心喪失なんですって。
例えば、過去の私の例でいけば、
自分はできなくて当たり前なんだ、
でも、少しでもお役に立てることがあれば、
させて頂くんだ、
という思いで良いのです。
私たち失敗したって当たり前なのですから。
自分に制限をかける枠は、
何か意識が立ち上がった時に、できるものです。
だから進化し続けていくけれど、
完璧な判断なんかできっこない、でいいんです。
そんなパラドックスを利用して、
意識を選択する道を歩んで行きたいな、
と、そんな風に考える事が、
私好きだったりします。
ではどなた様にも、その方が望む、
心地よい1日が過ごせますように。