★愛についてのパラドックス

背伸びせず、無理せず、我慢せず、
目覚めて、ありのままの自分を生きる。
愛と意識のガイド名嶋早苗です。 

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「愛の反対は無関心」という言葉が
ありますよね。

この頃このテーマについて
感じる事がよくあります。

人は、愛されたいと願います。

人は根源のフレームを持っているわけですから、
完全なる愛をすでに持っています。

でも、そこに対しての信頼が揺らぐために、
これは他者への根の深い人間的な欲求となり、
常に私達が対峙するものとして
現実の世界に表れていきます。

愛が拒絶される事を恐れるために、

認められるように振舞ったり、
共感や承認を願ったり、

逆に要らないと自ら先に
拒否をしてみたり、

そして嫌われないように疎まれないように、
目立たないように自己の表現に対して
不自由な枠の中に自分を囲う事があります。

これは平たく言えば、
愛を与える尊い行為に対して、

人の目を恐れて、
無関心を装うという事です。

もちろん多くの方は心地よさを好み、
善人だと感じています。

だから当の本人にしてみれば、
全くそんなつもりはないと
思われていると想像します。

もしかしたら自分がそのような
事をしている事すら、
気づいていない事が多いようです。

それに良い悪いもなく
ただの段階に過ぎません。

結果的にそのようなシーンを
何度も目の当たりにして、

愛が欲しい（継続したい）と願いながら、
愛が拒絶される事を恐れるあまり、
愛の発露を抑えて、実は自らが最も
愛から遠ざかっている

この愛のパラドックスに、

どうしたら気づくのだろう？と
１つの愛おしい学びになりました。

それは愛が「条件の付くもの（愛情）」だと
勘違いをしている定義を、

ただの言葉遊びではなく、
「無条件の愛」に置き換えていく
事から始まるのではないかと感じるのです。

そして自己の内在される
創造性と想像力の豊かさに
自分を導く事が必要です。

つまりそれは勇気ある体験が伴います。

例えば困っている人に何らかの
手助けをした時に、
その方法として言葉を使ったり、
手足を使ったりするのでしょうが、

実際は自分が誰かのために奉仕をしたいと
いう思いが、自分の肉体の隅々の根源と
なっている光を活性化させていきます。

そしてハートが呼応し、
さらに体が温かくなり、
あなたが頭のお喋りを止めて、
静かに自分と対面した時に、

溢れる愛（光）を感覚的に、
もしかしたら感情としても
体感し受け取っている事を感じられるでしょう。

もっと言えば視覚的に眩しさとして
光を見る事があるかもしれない。

それが「愛情」という「情」ではなく、
「愛」というパワーである所以です。

それは愛が「条件の付くもの（愛情）」だと
思い続けていると、
他者の目を気にし続けます。

自分の対応に見返りがないと許せないという
気持ちが湧いてジャッジしたり、

もう自分が手放した物や環境を、
いつまでも自分の所有物のような
錯覚を起こしてお節介という名の
コントロールをしたり、

ハートとハートで繋がって
心地よく人間関係を結ぶきっかけを
失ってしまったり、

この愛のクライシスが
自分のあと一歩、もう一歩の大きな成長を
妨げて、

いつまでも同じ問題のスパイラルに
留まってしまう原因なんだと
気づく必要があると思います。

親切にする、愛のままでいる、
という事は、何も相手を依存させる事でも、
何でもこちらが請け負う事でもなく、

ただ、相手の立場になって感じて
ハートから今の自分にとって
できる誠実な対応、声掛け、言動が、

自分の恐れに負けないで欲しいなと感じます。

愛は誰かの目が決めるものではなく、
あなたの内側から湧き出てくる
力強さであり、温かさであり、
心地よさであり、感動であり、
信頼であり、思いやりであり、

自分がハートから選んだ道が正解なのです。

自分が与える（創造する）ものが、
自分が受け取っているものなのです。

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